日曜洋画劇場特別企画「TRICK」


妹が録画してたのを借りて見たんですが、正直腰が抜けるほどつまらなかったです。
いや、トリックがショボーンとかそういう元も子もない話じゃないんですよ。
シリーズ特有のけだるいムードが行き過ぎてやっつけ仕事の域に達しているように思いました。
小ネタが多いのもまたこのシリーズの特徴ですが、
如何せん不要なネタ、無駄に尺を取るネタが多すぎたかと。
阿部寛と西村雅彦の対決シーンなんかその最たるものでしょう。楽屋でやれ。


あと犯人役名取裕子って舐めてんのかと。
おたくは月曜ミステリー劇場奥飛騨下呂湯けむりツアー殺人事件とかやっといて下さい。
霧島澄子やミラクル三井が懐かしいなぁ・・・。


2000年7月に開始された「TRICK」が思いも寄らぬ人気を集めたことで
TRICK2」「TRICK劇場版」「TRICK3」「TRICK劇場版2」、そして今回の作品と次々
続編が作られていますが、回を重ねるごとに着実に悲惨な内容になっていると思います。


結局ああいうゆるーい作りのイロモノって深夜にちょろっとやるから面白いと思うんですよね。
深夜枠で注目を浴び、鳴り物入りで深夜からゴールデンに昇格した途端につまらなくなった
番組はそれこそ星の数ほどありますが、これもその1つとして記憶されることになるでしょう。